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冷凍空調機の保守管理

     

5.熱交換器

5.1 蒸発器の能力と蒸発温度

5.2 容量制御(アンローダ付)を備えた多気筒圧縮機使用の時

5.3 凝縮温度が変化する場合

6.付属機器

付属機器 用途
油分離器 油分離器は、冷凍装置の圧縮機と凝縮器との間に設置して圧縮機吐出しガス
からの潤滑油を分離して、圧縮機又は油溜め器に戻す
必要とする装置

①蒸発温度の低い装置
②冷媒配管が長い、又は蒸発器台数が多い場合
③満液式蒸発器を使用する場合
④アンモニア冷凍装置
受液器 高圧受液器
運転条件により冷媒循環量が変化した時、冷媒量の変化を受液器で吸収し、
円滑に運転できるようにする
低圧受液器
冷媒液強制循環式冷凍装置の、蒸発器に低圧冷媒液を送り込み、気液混合
の状態で冷却管から戻ってくる冷媒を蒸気と液に分離し、圧縮機が液を吸い
込まないようにする
フィルタドライヤ 冷媒系統内の水分をろ過乾燥器内の乾燥剤に吸着させる
液ガス熱交換器 凝縮器からの高温冷媒液と蒸発器から圧縮機へ帰る低温冷媒蒸気を熱交換
させ、冷媒液は過冷却度を、吸込み冷媒蒸気は過熱度を適度にもたせること
ができる。
冷媒液配管内のフラッシュガス発生防止の為に使用するがアンモニア冷凍
装置では使用しない。
液分離器 蒸発器と圧縮機の間の吸込み冷媒配管に設置する。大きな負荷変動によって
圧縮機吸込み蒸気に多量の冷媒液が混った時に液を分離して圧縮機の液圧縮
を防止する。
不凝縮ガス分離器 低温用冷凍装置や開放型圧縮機を使用する場合、不凝縮ガスとして空気が
侵入することがある。この不凝縮ガスは、凝縮器上部の手動弁により排出
する方法もあるが冷媒ガスも一緒に放出される。不凝縮ガス分離器は、冷凍
装置を運転しながらガスを分離排出できる。
油回収器 満液式蒸発器や低圧受液器内の冷媒液に溶けた油を冷媒液と一緒に抜き出し、
ヒータ等の熱源により加熱することによって冷媒と油を分離する

7.参考:パッケージエアコン保守点検

室内側の部品と組込部品の保守点検

室外機の部品と組込部品の保守点検

 

保守管理
エアコンの安全な修理・適切なフロン回収