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業務用エアコンの洗浄剤

空気熱交換器洗浄剤

空気側洗浄剤の特徴

 黄銅アルミニウム親水性皮膜油・ヤニ埃・粉塵
アルカリ性洗浄剤××
中性洗浄剤
酸性洗浄剤×××××

アルカリ性空気熱交換器洗浄剤

一般的に最も良く使用されている洗浄剤で、汚れ除去性能が高い。洗浄剤メーカーにおいても殆どがこのアルカリ性である。

 成 分 苛性アルカリ(苛性ソーダ・苛性カリ)やアルカリ塩(燐酸ソーダ)が
主成分のものが多い。
 特 徴 油汚れやヤニ汚れなどの除去能力が高い。
 注意点 アルミ、錫、亜鉛等の金属を腐食させる。 たんぱく質を分解するため、
手などの皮膚に付着すると薬品やけどをおこす。 目に入った場合はすぐに
水洗いをしないと失明の危険性がある。

中性空気熱交換器洗浄剤

中性であり排水時のPH管理が不要。アルカリ性洗浄剤より汚れ除去は低い。

 成 分 アルコール系界面活性剤
 特 徴ほこり汚れは除去できるが、油汚れやヤニ汚れなどは除去能力が低い。
金属の腐食は少ない。
 注意点 泡立ちが多いため、水洗い時間がかかる。 中性であるが洗浄廃液中の
COD、浮遊物質などから回収しないといけない場合がある

酸性空気熱交換器洗浄剤

アルカリ洗浄剤の中和用に用いられ、単体での使用はしない。

 成 分クエン酸等の有機酸
 特 徴単体での汚れ除去は出来ない。 アルカリ洗浄剤後の中和処理及び
アルカリ洗浄廃液の中和用。
 注意点酸性の為、洗浄後の水洗いを十分に行う。

空気熱交換器洗浄剤の選別

油・ヤニ等汚れが酷いアルカリ洗浄剤+酸性洗浄剤
注意点通常汚れアルカリ洗浄剤

 

埃・粉塵・臭い等汚れが酷いアルカリ洗浄剤
通常汚れ中性洗浄剤

 

水熱交換器洗浄剤

酸性洗浄剤

カルシウム系スケールの除去能力が高い無機酸系洗浄剤・有機酸系洗浄剤がある。

●無機酸(塩酸)系水熱交換器洗浄剤

 成 分 塩酸 (15%~20%)
 特 徴カルシウムスケール・鉄錆等の汚れ除去に効果的。 洗浄時間が短い。
 注意点 鉄、銅、アルミ等の金属を腐食させる。 強酸性を示す為排水には注意する。
塩素を含む為、ステンレスには使用できない。

● 無機酸水熱交換器洗浄剤(シリカ用)

 成 分 フッ化水素、フッ化アンモニウム
 特 徴シリカスケールの汚れ除去に効果的。 洗浄時間が短い。 単独での使用は
無く、シリカ除去の洗浄助剤として使用。
 注意点 鉄、銅、アルミ等の金属を腐食させガラスを侵す。 強酸性を示し、また
廃液にはフッ素が含まれる為、産廃処理が必要。 身体に付着すると浸透し
骨を侵す。

● 有機酸系水熱交換器洗浄剤

 成 分クエン酸・グリコール酸・シュウ酸等
 特 徴シリカスケールの汚れ除去に効果的。 金属に対するストレスが少ない。
ステンレス製品洗浄に適している。
 注意点温度を上げるなどの処置が必要。 洗浄時間が長くかかる。 使用方法を
次第では金属を腐食させる

中性洗浄剤

中性であり排水時のPH管理が不要であるが排水時のCODが上昇するため排水に注意が必要

 成 分 過酸化水素
 特 徴硬質のシリカスケールや、カルシウムスケールを軟化させる。 金属等への
腐食は殆どない。
 注意点 中性であるが洗浄廃液中のCOD、浮遊物質等から回収しないといけない場合
がある。 鉄錆・スライム、スケール等と接触すると高温に発熱する。

アルカリ性洗浄剤

シリカ系スケールの軟化の為の前処理洗浄剤洗浄時間が長く後で酸洗浄が必要

 成 分 水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)・水酸化カリウム(苛性カリ)
 特 徴硬質のシリカスケール・カルシウムスケール軟化に使用する。
(酸洗浄前処理用)
 注意点 アルミ、錫、亜鉛等の金属を腐食させる。 たんぱく質を分解するため、
手などの皮膚に付着すると薬品やけどをおこす。

水熱交換器洗浄剤の選別

固形物 色・・茶色鉄サビ系・・有機酸系洗浄剤
 色・・
灰色・白色
かたさ・・
指でつぶれる
カルシウム系
・・ 塩酸系洗浄剤
かたさ・・
指でつぶれない
シリカ系
・・ 塩酸系洗浄剤+シリカ系洗浄剤
泥 状中性洗浄剤

材質に及ぼす洗浄剤の影響(短時間)

○:使用可
△:注意必要
×:使用不可
黄銅鋳鉄アルミ
ニウム
ステンレス亜鉛チタン
塩酸系 × × × △
有機酸系 ○ ○ × ○
シリカ系 × △ × ×
中性洗浄剤 ○ ○ △ ○
アルカリ性 × ○ × ○

洗浄剤のラベル表示


<ラベルの意味>
金属腐食性物質、皮膚腐食性、眼に対する重駕な損傷性を表しており、
接触した金属または,皮膚等
を損傷させる場合がある。
<予防措置>
他の容器に移し替えないこと。(金属腐食性物質)
粉じんまたはミストを吸入しないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
保護手袋、保護衣および保護眼鏡、保護面を着用すること。
※そのほか、ラベルに記彰された注意書きに沿った取扱いが必要。

<ラベルの意味>
呼吸器感作性、生殖細孢変異原性、発がん性、生殖毒性、特定標的臓器,
全身毒性(単回または反復
暴露)、吸引性呼吸器有害性を表しており、短期または長期に飲んだり、
触れたり、吸ったりしたと
きに健康障害を引き起こす場合がある。
<予防措置>
この製品を使用する時に、飲食や喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
粉じん、煙、ガス、ミスト、蒸気、スプレーなどを吸入しないこと。
推奨された個人用保護具を着用すること。
※そのほか、ラベルに記載された注意書きに沿った取扱いが必要。

<ラベルの意味>
急性毒性を表しており、飲んだり、触ったり、吸ったりすると急性的な健康
障害が生じ、死に至る
湯合がある。
<予防措置>
この製品を使用する時に、飲食または喫煙をしないこと。
取扱い後はよく手を洗うこと。
眼、皮膚、または衣類に付けないこと。
保護手袋、俣護衣および侯護眼鏡、保護面を着用すること。
※そのほか、ラベルに記載された注意書きに沿った取扱いが必要。

<ラベルの意味>
水生環境有害性を表しており、環境に放出すると水生環境(水生生物および
そ の生態系)
に悪影誓を及ぼす場合かある。
<予防措置>
環境への放出を避けること。
※そのほか、ラベルに記載された注意書きに沿った取扱いが必要。

<ラベルの意味>
急性毒性、皮膚刺激性、眼刺激性、皮膚感作性、気道刺激性、麻酔作用の健康
有害性びあるものを
表している。
<事故の予防>
※どのような危害有害性があるか確認して、ラベルに記截された注意書きに沿
った取扱いが必要。

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