気密試験 & 防熱防露
冷媒配管の施工を完了し、組み付けた後に行う気密試験の方法と防熱防露施工の方法
1.気密試験(加圧漏えい試験)
冷凍保安規則では、製造設備の設置または変更の工事を完成したときは、気密試験(5以上20トン未満は試運転でも良い)を実施後でなければ高圧ガスを製造してはならないと定めており、これが漏えい検査を兼ねているが、冷媒漏えい防止の観点から、冷凍空調機器では法定冷凍トン20トン未満では加圧漏えい試験及び試運転を実施することを推奨します。
以下は気密試験及び加圧漏えい試験の手順です。気密試験は設計圧力または許容圧力のいずれか低い方の圧力の1.0倍以上に加圧して漏えいがないことを確認するのに対して、加圧試験は気密試験圧力以下で行う。気密試験は高圧ガス保安法で試験方法等が確立されているので、加圧試験は気密試験に準じて行う。