ダイキン工業株式会社は、人の生体情報から解析した在室や就寝・起床の状況を離れた場所からスマートフォンで確認でき、状況に応じてエアコンを自動制御できるルームエアコン連動型見守りシステム『Daikin Support Life(ダイキンサポートライフ)』を発売。
本商品は、動きに反応するドップラーセンサーにより、室内の人の在否や就寝・起床の状況を検知・解析します。こうした情報は約10分ごとに更新され、離れた場所からでも専用のスマートフォンアプリで確認できるため、単身高齢者の生活リズムの変化を把握できます。また、ダイキンルームエアコンとの連携により、人の在室時に室温が高くなれば自動で冷房運転を開始し、就寝を検知すれば睡眠に適した運転に自動で切り替えます。こういった機能が搭載されていない機種でも、室温の変化に気付きづらい高齢者の暑さ対策や快眠の補助に活用できます。
特長詳細
1. 離れて住む人の在室状況や就寝・起床の最新情報を専用アプリで10分ごとに確認可能
専用のスマートフォンアプリ『Daikin Support Life』と、専用のセンサーデバイス『見守り機能付き無線LAN接続アダプター』を組み合わせたシステムです。センサーから放射したマイクロ波のドップラー効果を用いて人の僅かな動き(脈拍・体動・呼吸)を検知し、室内の人の在否や就寝・起床の状況を解析します。解析した情報は離れた場所からでもアプリで確認でき、対象者の生活リズムの変化や乱れなど、体調不良の予兆に気づく切っ掛けとなります。
専用スマートフォンアプリ『Daikin Support Life』で確認可能な項目
『見守り機能付き無線LAN接続アダプター』で検知・解析した情報は、スマートフォンアプリ『Daikin Support Life』から遠隔で確認可能です。対象者の在室の有無や就寝・起床の状況が約10分ごとに更新され、一週間の生活リズムを一覧でき、最大一カ月分を時系列で確認できます。また、アプリで最大10台のセンサーを一括管理できるため、複数の部屋の確認も可能で、毎日電話を掛けるなどの負担を抑えつつ離れて暮らす家族の暮らしの様子を把握できます。
2. エアコンとの連携で、温度変化に気付きづらい高齢者の暑さ対策や快眠の補助も可能
人の在室状況や就寝・起床と、室内の温度や湿度に応じて『Daikin Support Life』がルームエアコンを自動制御するため、暑さ対策や快眠補助が可能になります。
高温防止運転機能
人の在室時、室内の温度と湿度が熱中症の警戒が必要な値に上昇すると、エアコンを自動で冷房運転します。
おやすみ制御機能
センサーが就寝を検知すると、エアコンが温度制御を自動で行い、快適な睡眠環境に調整します。
詳細は ダイキン HP https://www.daikin.co.jp/press/2020/20200515/