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既設配管の再利用が可能なビル用マルチエアコン「FLEXMULTI-R(フレックスマルチ-R)」リニューアル型の新機種を開発

日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(CEO:フランツ・サーウィンカ)は、既設配管の再利用が可能な『ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI-R(フレックスマルチ-R)」リニューアル型(*1)』の新機種SGRシリーズとSSRシリーズを開発し、2018年6月から生産を開始します。

新機種は、当社従来機種と比較して、APF2015(通年エネルギー消費効率)の向上と設置面積の削減を実現しました。また、従来機種から引き続き、既設配管内の水分・酸化物を除去するリニューアルフィルターを内蔵することで、既設配管の配管洗浄作業が不要となり、更新作業工程を短縮できます。

■新製品の特長

 1.省エネ性の向上
新製品の代表的な機種であるSGRシリーズ400型では、SGシリーズでも採用した低負荷運転時の効率を向上するための2ファン構造と、2ファン構造の効果を最大限に引き出すΣ形状の熱交換器を採用しました。また、多段拡大構造のロングベルマウスの採用により、漏れを抑制するだけでなく、風を小さな渦に分散して流れをスムーズ化することでファン入力を大幅に低減しました。
さらに新製品では、新たにガスインジェクションサイクルを採用し新型圧縮機を搭載することで、省エネ性を向上しました。これらの技術によって、SGRシリーズ400型のAPF2015(通年エネルギー消費効率)は、業界トップクラス の6.1を達成しました。

2.設置面積を約44%削減(SGRシリーズ400型)
SGRシリーズでは単体ユニットあたりの容量を大きくしました。これにより室外ユニットの単体化を実現し、室外ユニットの組み合わせユニット数を減らしました。設置面積の削減が可能になるだけでなく、接続時の工事工程も短縮できます。大容量圧縮機を採用したSGRシリーズ400型では、設置面積を従来機種DGRシリーズ400型との比較で約44%削減しました。
SSRシリーズはSGRシリーズよりもさらにコンパクトなユニットサイズとなっています。これによって、より省スペースでの設置を可能としています。

※詳細は 日立ジョンソンコントロールズ空調 プレスリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000020546.html